看護師なら雑用が多い職場で我慢するより転職で解決しませんか?
看護師という仕事に憧れを持っていたし、誇りを持って働き始めたものの、2年たっても3年たっても私に任される仕事といえば、雑用ばかり。
患者さんのおむつ交換やら体位変換、尿測や検体運びに車椅子への移動介助などなど、同期に比べて明らかに雑用係としての立場に回されていました。
確かに、仕事を覚えるのはそれほど速いわけではないけれど、かといって職場の足を引っ張っているわけではありません。
新人だって入ってきているのに、雑用があれば私に優先的に回ってくる状態でした。
今の職場でくすぶったままで良いのか?それとも、違う職場に移ったほうが良いんじゃないか?と散々悩んだ結果、私は転職を選びました。
転職することが確実に正解というわけじゃないと思いますが、少なくとも、しっかり転職活動をすることで、自分を生かせる職場を見つけることはできると思います。
このブログでは、私がどんな風に転職活動をして、希望した条件の病院へ入職したのか?そのプロセスをまとめています。
■看護師にはいろんな働き方がある
まず知っておいてもらいたいのは、看護師という資格は本当につぶしが効くということ。現実的じゃない条件を望んだりするような、よほどのことがない限り、干されることはありません。
実際に求人情報を本格的に探してみると良くわかりますが、様々な施設・病院から様々な働き方で看護師の募集がされているんです。
たとえば、個人クリニックで外来以外業務をする以外にも、公共団体の検診センターなどに勤務するパターンもあります。
住民向けの健康指導であったり、検診が主な仕事になり、立場も公務員となります。公務員の手厚い福利厚生を受けることができます。
手術室専門の看護師を募集しているところもあれば、夜勤専従の非正規・パートの求人もあったりと、本当に選びたい放題、といった感じです。
看護師として働くのはもう一切嫌だ!という場合には、いっそのこと、製薬会社などのコールセンターに勤めるという手段もあります。定時勤務できるという大きな魅力があります。
地域貢献に興味があるのであれば、離島での求人案件なんかもあり、通常は短期での募集になるので、ちょっとした移住感覚で看護師の仕事を続けることもできます。
■失敗しない看護師の転職の仕方
看護師はおそらく、これからもずっと売り手市場が続くと思われますが、だからと言って、油断をしていたら、ライバルに良い求人案件を奪われるので注意をしてくださいね。
やっぱり、人気のある病院・高待遇の求人は、短期間で埋まってしまいます。そういった案件を掴み取るためには、情報収集と、転職のプロのアドバイスが欠かせません。
看護師専門の転職サイトというのがいくつあるので、そういったサイトに登録をすると、一般公開されていない非公開求人も数多く調べることができます。
転職のプロである転職エージェントも担当してくれるので、転職に関する疑問や悩みや全て答えてくれるし、様々な作業を代行してもらうこともできます。
面接の日程やら、気になった病院の内部情報を教えてくれたり、細かい条件交渉を変わりにやってくれます。ある意味、転職中の頼れる秘書、といった感じで働いてくれます。
病院側のニーズを教えてくれた上で、模擬面接もやってくれるので、面接対策もばっちり。転職エージェントさんがいるかいないかで、転職の成功確率はかなり変わってくるんじゃないかと思います。
■転職サイトを使うならここ!
転職成功のカギを握っているもう一つのポイントは、どの転職サイトを使うか?です。看護師専門の転職サイトにもいろいろ特徴があって、良いサイト・悪いサイトがあるんです。
たとえば、非正規の求人は一切取り扱っていなかったり、一部地域の求人しか取り扱っていない、といった転職サイトもあります。
転職エージェントさんの仕事ぶりにもかなりの温度差があって、私が実際に20サイト近く使ってみて、良かったなと思うのは、次の3つしかありませんでした。
この3サイトに登録をしておけば、他のサイトに掲載されている求人案件もほぼ網羅されているので、条件のよい求人を取りこぼす心配はほぼありません。
さらに、転職エージェントさんも経験豊富な人ばかりだったので、期待した以上の働きをしてくれますよ。
看護師転職成功のカギ! 転職エージェントさんの活用方法
転職エージェントさんは、力がある人だと、いろんな病院に対してもコネクションを持っています。病院見学をセッティングしてもらって、職場の雰囲気をあらかじめ肌で感じる機会を作ってくれたりします。
本当に至れり尽くせりといった感じなんですが、ただ、転職エージェントさんも、ボランティアでやっているわけではありません。
無駄なことに時間を使いたくない!というのが本音です。つまり、転職する気もない人に構っている暇は全くないんです。
そこで、転職エージェントさんと電話相談もしくは面談をする際には、きちんと転職する意思があることを伝えておきましょう。
まだ転職の医師が固まりきっていなくても、最初のうちに形だけでもはっきり意思表示することで、その後の対応が全く変わってきますよ。